一日一曲(1665)メネンデス、フリアン：コンテンプラシオン

　本日は、没後50年（1975年12月30日没）を迎えらえたスペインの作曲家兼クラリネット奏者、フリアン・メネンデスさんの曲をご紹介します。

　メネンデスさんは1895年1月28日にスペイン北部の街サンタンデールで生まれました。ビルバオ音楽アカデミーでクラリネットと音楽理論を学びました。12歳の時にビルバオ市立バンドに加わり、演奏活動を開始、続いてオールド・コンサート・ソサエティでソロクラリネット奏者として活動しました。その後、マドリードに移り、マドリード市のバンドでクラリネットの職を得ま、活躍されました。さらに後年にはテアトロ・レアル交響楽団、ペレス・カサス・フィルハーモニー管弦楽団、アルボス交響楽団など他のオーケストラとの共演などでも活動されています。作曲の分野では、おもにクラリネットの作品を残しました。ネオ・ロマン派の作曲家と評価されています。1975年12月30日にマドリードで80歳で亡くなられました。

　本日の曲はクラリネットとピアノのための小品「コンテンプラシオン」です。日本語に訳すと「熟考」となりましたが、大いに悩んでいる？ような曲には聴こえませんでした。穏やかな旋律がのどかな田舎の風景を描写しているよう名感じです。ご自身のコンサートでもよく演奏されていたのではないでしょうか。自作自演を聴いてみたかったのですが、残念ながらNMLにはありませんでした。

NML（ナクソス・ミュージック・ライブラリ）より（NML会員以外の方でも無料で試聴できます）

メネンデス、フリアン：コンテンプラシオン

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