一日一曲(1671)ブーレーズ、ピエール:ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)
本日は、没後10年(2016年1月5日没)を迎えらえたフランスの作曲家、ピエール・ブーレーズさんの曲をご紹介します。
昨年の3月26日に生誕100年でUPいたしましたが、引き続いての登場となりました。
本日の曲は、ブーレーズさんの代表作である「ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)」です。この作品は1953年から1955年にかけて作曲されました。ストラヴィンスキー、リゲティやシュトックハウゼン、アドルノなど多くの音楽家の賞賛を浴び、ブーレーズさんの名声を一気に国際的なものにした作品です。『アルト(女声)ソロ、アルト・フルート、ヴィオラ、ギター、ヴィブラフォン、シロリンバ、打楽器』という編成となっています。この編成は、シェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』(1912年)の影響を受けている、と作曲者自身が語っておられます。また、作曲者によると、シロリンバはアフリカのバラフォンを、ヴィブラフォンはバリのガムランを、ギターは日本の琴を模している、とのことです。全体は以下の9楽章で構成されています。
第1楽章:「怒る職人」の前奏
第2楽章:「孤独な死刑執行人たち」の補遺Ⅰ
第3楽章:「怒る職人」
第4楽章:「孤独な死刑執行人たち」の補遺Ⅱ
第5楽章:「美しい建物とさまざまな予感」
第6楽章:「孤独な死刑執行人たち」
第7楽章:「怒る職人」の後奏
第8楽章:「孤独な死刑執行人たち」の補遺Ⅲ
第9楽章:「美しい建物とさまざまな予感」変奏
個人的には、やや苦手な曲です。少し聴き込んで、本曲の良さを理解できるようになりたいと考えています。
本曲は作曲者自身の指揮により6回録音されています。本日はその中でも評価の高い5回目の録音(2002年)をどうぞ。本録音はグラミー賞(Best Chamber Music Recording)を受賞しました、
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ブーレーズ、ピエール:ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)
ブーレーズ、ピエール:ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)(MP3ダウンロード)
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