一日一曲(1683)アリアーガ、フアン・クリソストモ・デ:弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
本日は、没後200年(1826年1月17日没)を迎えらえたスペインの作曲家、フアン・クリソストモ・デ・アリアーガさんの曲をご紹介します。
アリアーガさんは1806年1月27日にスペインのビスカヤ県ビルバオでバスク人として生まれました。この地で父親と兄によって神童に仕立て上げられました。パリ音楽院に留学して、ヴァイオリンや対位法、和声を周到しました。優等生だったため、間もなく講義の助手となり、作曲や指導で活躍されました。 1826年1月17日、20歳の誕生日を目前にパリで夭逝されました。死因は今なお判然としておらず、肺疾患ないしは慢性疲労と伝えられていますが、肺病にともなう衰弱・消耗との見方もされてます。死後の1890年にはアリアーガの名を冠したアリアーガ劇場がビルバオに開場しました。ごく短期間の間に歌劇、交響曲、3つの弦楽四重奏曲などを創られました。「スペインのモーツァルト」との異名をとられています。
本日の曲は「弦楽四重奏曲第3番変ホ長調」です。アリアーガさんは弦楽四重奏曲を3曲作曲されていらっしゃいますが、その中で、全体として構成の完成度や表現の豊かさで一番評価が高い作品となっています。特にゆったりした第2楽章「牧歌(Pastorale)」の美しさや、劇的な展開がある最終楽章などが注目ポイントとなります。
AIさんにベストの演奏をお伺いしたところ、NMLにもそれがありましたので、本日はその演奏でお楽しみください。ベテラン・カルテットの一体感と均整のとれた表現が魅力的で、本録音はドイツ・レコード批評家賞(Deutsche Schallplattenkritik)にも輝いていらっしゃいます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アリアーガ、フアン・クリソストモ・デ:弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
アリアーガ、フアン・クリソストモ・デ:弦楽四重奏曲第3番変ホ長調(CD)
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