一日一曲(579)マシャンジェロ、フランチェスコ:アヴェ・マリア
本日は、生誕200年(1823年1月3日生)を迎えらえたイタリアの作曲家、フランチェスコ・マシャンジェロさんの曲をご紹介します。
マシャンジェロさんはマルタ島のテレサ・サネーゼでうまれ、ナポリ王立大学で音楽の研鑽を積みました。1845年に卒業した後、ランチアーノ大聖堂のオルガニスト、1850年にはマエストロディアカペラのオルガニストとして活躍します。後年、音楽における数々の功績に対してサヴォイのウンベルト1世からイタリア王冠勲章の騎士十字章を授与されています。非常に多作で、約600作品を演劇、世俗的な声楽曲、器楽曲、付随音楽、学校の練習・教訓的な作品、宗教音楽など、様々なジャンルにわたって遺されています。
本日の曲、「アヴェ・マリア」は声楽曲です。「アヴェ・マリア」は多くの作曲家が曲を書いています。一番有名なのはシューベルトさんの曲でしょうか(この辺りは個人の趣味によっても見解が分かれるところではあります)。マシャンジェロさんの「アヴェ・マリア」も穏やかなメロディが心地よく耳に響きますね。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
マシャンジェロ、フランチェスコ:アヴェ・マリア