一日一曲(1057)ブロデック、ヴィレム:アヴェ・マリア

 本日は、没後150年(1874年5月1日没)を迎えらえたチェコの作曲家兼フルーティスト兼ピアニスト、ヴィレム・ブロデックさんの曲をご紹介します。

 ブロデックさんは1834年にプラハで貧しい家庭に生まれました。プラハ音楽院で学び、卒業後はガリツィア州ルビッツァ音楽教師となりました。2年間の勤務の後にプラハに戻り、コンサートピアニスト・音楽教師として働き、合間に作曲を行いました。1860年、プラハ音楽院のフルート教授に就任、後進の教育にも情熱を傾けました。作曲に関しては、1858年以降、60の戯曲の音楽を作曲し、1864年のシェイクスピアの祝賀会のタブローの音楽を「チェコ音楽の父」ベドジフ・スメタナと共同で手がけられていらっしゃいます。

 本日の曲は宗教合唱曲「アヴェ・マリア」です。数多の作曲家が曲を創っている「アヴェ・マリア」ですが、本曲もおだやかで優しい旋律が魅力的な佳品です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ブロデック、ヴィレム:アヴェ・マリア

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