一日一曲(750)コール、キース・ラモン:パガニーニの主題による変奏曲「エクスカージョン」(特集:27/61)

 パガニーニ奇想曲第24番特集その27です。本日はバス・クラリネット独奏曲です。

 作曲者のキース・ラモン・コールさんは、1938年バーミンガム生まれのイギリスの作曲家です。15歳の時に、ミッドランド研究所(現在はバーミンガム音楽院)への奨学金を獲得し、研鑽を積みます。作曲でF.ミラー賞を受賞するなど、活躍されていらっしゃいます。

 本曲は最初にテーマが奏でられた後に14の変奏がおかれています。管楽器という特性上、ヴァイオリンと同じようなことはできない部分もありますので、その分創意工夫を凝らした変奏が自由に行われています。管楽器のことはよくわかりませんが、本曲もバス・クラリネットとしてかなりの難曲なのではないかと思います。11変奏から最後に至るところ、テンポの速い展開が続いていますが、息を保持するのも大変なのではないかな、と想像しています。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
コール、キース・ラモン:パガニーニの主題による変奏曲「エクスカージョン」

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