一日一曲(788)外山雄三:序曲
本日は、先月の11日(2023年7月11日没)に亡くなられた、日本を代表する指揮者兼作曲家、外山雄三さんの作品をご紹介します。
外山雄三さんは、1931年に東京で生まれました。お父様は声楽家の外山國彦さん、お兄さんは後にカントリー&ウエスタン演奏家となった外山寛さん、弟は後に声楽家・合唱指揮者となった外山浩爾さんという音楽一家に生まれました。1948年に東京音楽学校(現:東京芸術大学)の作曲科に入学、大学卒業後はNHK交響楽団に打楽器練習員として入団、1958年~1959年にはウィーンやザルツブルクに留学しました。その後は指揮者及び作曲家、ピアニストとして大活躍されました。亡くなる1か月ちょっと前に当たる2023年5月末まで指揮者としての活動を続けいていらっしゃったそうです。
本曲は、留学する直前あたりの演奏ではないかと思います。当時外山さんは27歳、新進気鋭の音楽家、といったところだったのでしょう。今から65年前の演奏となります。解説も残っているとは、貴重な音源ですね。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
外山雄三:序曲