一日一曲(1275)プッチーニ、アントニオ:歌劇「スパルタコ」より序曲
本日は、プッチーニ家特集の第3弾として、ジャコモ・プッチーニさんの曾祖父である、アントニオ・プッチーニさんの作品をご紹介します。
アントニオ・プッチーニさんは1747年にイタリア北部の街ルッカで生まれました。音楽家一族プッチーニ家の2代目にあたります。ボローニャで音楽を学び、当地でルガン奏者のカテリーナ・テセイと結婚し、ルッカに戻り、サンマルティーノで父(初代)の代理オルガン奏者となりました。その後、パラティーノ礼拝堂(1781-1805)の指揮者となり、活躍されました。作曲では主に宗教音楽を創られていたとのことです。息子のドメニコさんを1915年に亡くしましたが、アントニオさんは1932年に84歳で亡くなられるまで、長生きされました。
本日の曲は歌劇「スパルタコ」より序曲です。3代後のオペラの天才作曲家の才能の源泉となっているのでしょうね。本曲は残念なことに今日では埋もれてしまっている作品の一つとなってしまっています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
プッチーニ、アントニオ:歌劇「スパルタコ」より序曲