一日一曲(858)メヒーア、アドルフォ:アヴェ・マリア
本日は、没後50年(1973年7月6日没)を迎えらえたコロンビアの作曲家、アドルフォ・メヒーアさんの曲をご紹介します。
メヒーアさんは1905年にコロンビア北部の街シンセで生まれ、カルタヘナ音楽研究所で音楽を学びました。その後、1930年にニューヨークに移り、アルゼンチンのマンドリン奏者テリグ・トゥッチとカタロニアのリュート奏者アントニオ・フランセスとトリオ・アルベニスを設立するなど、当初は演奏家として活躍しました。 1933年にコロンビアに戻り、ボゴタのコロン劇場のオーケストラ監督に就任しました。1970年にはコロンビア文化研究所から国家音楽賞を、カルタヘナ大学から名誉博士号を授与されました。
本日の曲は、数多の作曲家が曲を遺している「アヴェ・マリア」。知らないで聴くと、出だしの部分はかなり古い時代の音楽かな、と想像してしまいそうです。グレゴリオ聖歌などの影響が伺えそうです。敬虔な気持ちになれる曲ですね。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
メヒーア、アドルフォ:アヴェ・マリア