一日一曲(1273)プッチーニ、ミケーレ:アヴェ・マリア
本日は、一昨日まで没後100年で特集しました、ジャコモ・プッチーニさんのお父さんである、ミケーレ・プッチーニさんの作品をご紹介します。本日から四日間、プッチーニ家特集となります。
ミケーレ・プッチーニさんは、1813年に作曲家ドメニコ・プッチーニの息子としてルッカで生まれました。音楽家一族であるプッチーニ家の4代目にあたります。ルッカ市立音楽隊の監督や、サンマルティーノ大聖堂のオルガニストとして活躍しました。作曲ではオペラやミサ曲を中心に多くの作品を遺されています。1864年、50歳の若さで、5歳の息子(ジャコモ)を残してルッカで亡くなられました。
本日の曲はオーケストラの伴奏の声楽曲です。「アヴェ・マリア」はモーツァルトやシューベルトを始め、数多の作曲家が作品を遺されています。超有名な大家の作品の陰に沢山の曲があり、よくよく聴いてみると、「結構いい曲だなあ」と思う曲もたくさんあります。本曲もそんな曲の一つです。堂々とマリア様を賛美しています。オペラの曲のような雰囲気です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
プッチーニ、ミケーレ:アヴェ・マリア