一日一曲(1274)プッチーニ、ドメニコ:ソナタ第27番
本日は、プッチーニ家特集の第2弾として、ジャコモ・プッチーニさんのお爺さんにあたる、ドメニコ・プッチーニさんの作品をご紹介します。
ドメニコ・プッチーニさんは1772年にイタリア北部の街ルッカで生まれました。音楽家一族プッチーニ家の第3代にあたります。1812年、40歳の時に生まれた息子ミケーレさんが第4代目です。第4代ミケーレさんは、第5代ジャコモさんが5歳の時に亡くなられてたのですが、ドメニコさんはミケーレさんが僅か1歳4ヶ月の時に43歳の若さで故郷ルッカで亡くなられています。ベートーヴェンやシューベルトと同時代人にあたります。ピアノ協奏曲Bと数十のピアノソナタを中心として多くの作品が遺されています。
本日の曲は「ソナタ第27番」です。元々オルガン曲なのか、ピアノ曲をオルガン用に編曲しているのか、どちらなのでしょうね?本曲の場合は、オルガンでの演奏の方が派手でよろしいのではないかと思います。ソナタという題名ですが、演奏時間は約5分。どちらかというと、「ソナチネ」という感じがします。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
プッチーニ、ドメニコ:ソナタ第27番