一日一曲(1403)ファウスト、カール:Hjerterosen
本日は、生誕200年(1825年2月18日生)を迎えらえたプロイセン(ドイツ)の作曲家、カール・ファウストさんの曲をご紹介します。
ファウストさんはプロイセンの国境付近の街ナイセで生まれました。そこで学校教育を修了、音楽的才能を認められ、ザンクト・アンナベルクで軍楽家としての訓練を受けました。1853年にオーボエ奏者としてハレ(ザーレ)の第36プロイセンフュージリア連隊の音楽隊に加わり、リーダーとしての役割も担いました。1859年にはブレスラウのシレジア擲弾兵第11連隊に転属と、1865年には兵役を辞め、ウォールデンブルクのフィルハーモニー管弦楽団のオーケストラ指揮に転身、1869年には市の音楽監督に任命されました。ワルツ、ポルカ、行進曲など200以上の作品を作曲、キャッチーでメロディアスな楽曲で「シレジアのワルツ王」の愛称で親しまれました。が、いくつかの行進曲などを除いて、今日では作品のほとんど忘れられています。
本日の曲は金管の小品、「Hjerterosen」です。訳してみると「ハートローズ」と出ましたが、曲想とはあまり結びつかない訳でしたので、良く分かりませんでした。
可愛らしい曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ファウスト、カール:Hjerterosen