一日一曲(1014)ポーレ、ダヴィト:2つのヴァイオリンのためのソナタ
本日は、生誕400年(1624年生)を迎えらえたドイツの作曲家、ダヴィト・ポーレさんの曲をご紹介します。
ポーレさんはマリエンベルクの市民音楽家の家庭に生まれました。ドレスデンで当時の大家ハインリッヒ・シュッツの弟子となり研鑽を重ねました。1650年から1652年にかけてはザクセン・メルゼブルク公クリスチャン1世のカペレに楽器奏者として加わっっており、1653年からはシュレースヴィヒのホルシュタイン・ゴットルプ宮廷で活躍されました。1660年には、ハレ公爵の宮廷のカペルマイスターに就任されています。声楽作品、器楽曲など、多数の作品を遺されています。生前にはポーレさんの作品は出版されなかったようですが、近年ではいくつかの作品が楽譜として世に出ていらっしゃるようです。
本日は「2つのヴァイオリンのためのソナタ」です。埋もれた名曲の一つではないかと感じました。美しい響きをご堪能ください。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ポーレ、ダヴィト:2つのヴァイオリンのためのソナタ