一日一曲(513)ヴァツァーナ、アンソニー:挽歌

 本日は、生誕100年(1922年11月4日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、アンソニー・ヴァツァーナさんの曲をご紹介します。

 ヴァツァーナさんはニューヨーク州トロイに生まれ、小さいころから音楽の勉強を始めました。21歳の時にアメリカ空軍に入隊し、一時的に音楽は中断されますが、除隊後に音楽の勉強を再開し、以降作曲や音楽教育分野で活躍されました。北海道の県庁所在地である札幌にゆかりのある曲(ユーフォニアムと管弦楽のための協奏曲「札幌」)を1990年に創られていらっしゃるようですが、残念ながらNMLにはありませんでした。
 
 本日の曲は無伴奏ヴィオラのための曲で、「挽歌」というタイトルがつけられています。何を悼んで創られた曲なのか、作曲の動機や背景など知りたいところです。静かでゆったりとした、何か感情の高まりをぎゅっと押し殺しているような曲です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヴァツァーナ、アンソニー:挽歌

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