一日一曲(493)バイルト、タデウシュ:2つのカプリース

 本日は、1949年に結成されたポーランドの作曲家グループ「グループ49」のメンバー、タデウシュ・バイルトさんの作品を紹介します。

 バイルトさんはスコットランドからの移民の子として1928年に生まれました。グループ49の中では一番の若手でしたが、1981年にセロツキさんの後を追うように急逝されました。バイルトさんの功績を称えて「バイルト作曲コンクール」が創立されています。こちらは、カジミエシュ・セロツキ国際作曲コンクールと違って30歳以下のポーランド人のみ応募可能な作曲コンクールとなっています。

 トーン・クラスターなどを使った激しい作風の曲が多いようです。本日の曲「2つのカプリース」からもその片鱗はうかがえます。晩年は少し穏やかになられたようです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
バイルト、タデウシュ:2つのカプリース

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