一日一曲(134)アーノルド、マルコム:リコーダー協奏曲

 本日は生没記念年の作曲家のご紹介を。今年(2021年)生誕100年(10/21生、ちょうど100年前になります)を迎えたイギリスの作曲家、マルコム・アーノルドさんの作品から。

 イギリスの現代音楽を代表する作曲家でして、「サー」の称号も授与されていらっしゃいます。

 本日ご紹介する曲は、「リコーダー協奏曲」。リコーダーの協奏曲というのは、珍しいのではないでしょうか。
 曲は3楽章で構成されていまして、演奏時間は10分少々。ず~っと小鳥がさえずっているような、可愛らしい曲です。

 簡単そうに演奏していらっしゃいますが、第1楽章や第3楽章の速いパッセージなどは、相当難しいのではないかと想像しています(その昔、リコーダーアンサンブルクラブに所属していたこともありましたので)。
 「現代音楽」というと腰が引けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、本曲はそんなイメージを爽やかに打破してくれる曲ではないかと思います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/1944996

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