一日一曲(538)エヴェット、ロバート:チェロ協奏曲第2番

 本日は、生誕100年(1922年生)を迎えらえたアメリカの作曲家、ロバート・エヴェットさんの曲をご紹介します。

 エヴェットさんは1922年、コロラド州中部のロッキー山脈の田舎、ラブランドという小さな町で3人の息子の末っ子として生まれました。母親からピアノの手ほどきを受け、程なく作曲も行うようになりました。10代前半のとき、休暇でコロラド州にいたピアニストのアルトゥール・シュナーベルさんと出会い、自作を見せたところ、天分を認めたピアニストに作曲家の道に進むことを励まされ、それが彼の生涯の方針を決定づけることとなりました。53歳という若さで1975年に亡くなられています。

 本日の曲、チェロ協奏曲第2番は1971年、作曲者49歳の時の作品です。協奏曲の伝統的な形式(3楽章形式)で書かれており、第1楽章の出だしの朗々と歌うチェロの旋律が印象的です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
エヴェット、ロバート:チェロ協奏曲第2番

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