一日一曲(1233)アイヴズ、チャールズ:日の出

 本日は、生誕150年(1874年10月20日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、チャールズ・アイヴズさん特集の5回目、最終回です。

 最終回の本日は、アイヴズさんの最後の作品となった声楽曲「日の出」をご紹介します。本作品の後にも、編曲だとか未完に終わった作品があるようですが、完成した作品としては本曲が最後のようです。
 本曲はメゾソプラノ、ピアノ、それからヴァイオリンという、少し珍しい編成の歌曲です。歌詞の日本語訳を下に記しておきます。

「日の出」
 東の低い光、
 私がそこに横たわると、それは表示されますが、動きません
 光 – 忘れていた思考がやってくる
 また。
 森の世界が目覚め、
 千枚の葉が輝き始めています。
 その後、立ち上がると、
 木々の間から見えてくる
 そして濃い灰色の岩を照らす
 そして心の中で何かが、
 そして静かな日々がもたらされ、
 そして明日、明日
 忘れていた想いの光がやってくる
 また
 そして、それとともに新しい日の希望が生まれます。

 静かに始まり、途中盛り上がりますが、また静かに終わっていきます。日の出からしばらくしてお日様が雲に隠れてしまったのかな?という感じに思えました。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アイヴズ、チャールズ:日の出

アイヴズ、チャールズ:日の出(CD)

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