一日一曲(68)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調(コンクール特集 A-1)

 本日から国際コンクールの優勝者の演奏を取り上げてみたいと思います。
  「チャイコフスキー国際コンクール」
  「エリザベート王妃国際音楽コンクール」
  「ショパン国際ピアノコンクール」
 上記が「三大国際音楽コンクール」と言われていますので、そこのピアノとヴァイオリンの優勝者から演奏を取り上げていきます。

 まずは、「チャイコフスキー国際コンクール」。

 ピョートル・チャイコフスキーに因んで名付けられ、1958年に第1回が開催されました。以後、特殊な事情があった場合を除き4年おきにモスクワで開催されています。設立当初はピアノとヴァイオリンのみでしたが、現在では他のいろいろな楽器やヴァイオリン製作者部門なども設けられているそうです。
 米ソの冷戦まっただ中で行われた第1回コンクールでは、ピアノ部門でアメリカ人のヴァン・クライバーンが優勝。アメリカでは熱狂的な盛り上がりがあったそうです。

 本日はそのクライバーンの演奏から、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を。コンクールの本戦でも演奏されたそうです。その時には8分間も拍手が鳴りやまなかったとのこと。コンクール後に発売された本曲のレコードはポップアルバムチャートで7週連続の1位を獲得したそうです。

 歴史的名演奏ということで、一度は押さえておかれるとよろしいかと思います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/7006194

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